前編からの続きです!
井波塾二日目、里芋収穫体験を終えた一行は、(人によっては)難関の
「干しずいきづくり」に挑みます。
杉森家のお母様に講師になっていただきました。
まずは”ずいき”の皮をむきます。
ちなみに、”ずいき”とはさきほど収穫した里芋の”くき”のことを言います。
藁縄をつかって、ずいきを縛っていきます。
うーん、慣れるまではなかなか難しい作業です!
こちらが完成品です。
みなさん上手にできたでしょうか?
続いて、里芋おはぎづくりに挑戦です。
お米と一緒に炊いた里芋をつぶします。
あとは通常のおはぎと同様あんこやきなこをまぶします。
里芋コロッケとともに美味しくいただきました。
続いて、アトリエ・ヒロの高倉廣子氏を講師にお迎えして、蚕糸ほぐし体験です。
バケツに入っているのが繭玉です。
これをもとに作業をしていきます。
こちらは染料。 後ほど登場です。
繭玉をほぐし、なかからサナギをとりだします。
これがサナギです。
ほぐした繭玉を広げると意外なほど広がります。
それを木枠に重ねていく行程を繰り返します。
仕上げに、一部の繭を染料に浸して色をつけます。
美しい模様となりました。
皆さん完成です!
その後、夕食、村づくり談義を経て、充実の二日目が終了です。
▼3日目【10月26日(日)】
二日日間宿泊させていただいた塾長の杉森さん宅は、この地域の散居村の伝統的なお住まいですが、こういったお宅では防風、防雪といった理由から、屋敷林(「カイニョ」とも言います。)の存在がかかせません。
その屋敷林から落ちたすん葉(杉の葉っぱ)をみなでせっせと集めます。
集めたすん葉を利用して、
やきいもを作りました!
これが屋敷林と暮らす、むかしながらの生活の知恵の一端です。
***
この後、閉講式を終えて、3日間の井波塾は終了しました。
杉森塾長はじめ井波の皆さま、ありがとうございました!
参加者の皆さまはぜひ南砺市、井波へ戻ってきてくださいね!!
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