10月21日(金)~23日(日)に開催した「とやま帰農塾2011 大長谷塾」の様子をご報告します。
大長谷塾は、おわら風の盆で有名な富山市八尾から南へ20kmほど山奥に入った、神通峡と利賀村の間に位置する大長谷(おおながたに)地区において、大長谷ふるさとセンターなどを拠点に行いました。
白木峰登山口の麓にある「21世紀の森」の森林学習展示館にて開講式を行った後、二日目に2グループに分かれて体験する村上家と今村家をそれぞれ訪問しました。村上家の耕作地では、ほだ木にびっしり生えた栽培キノコを収穫。参加者の皆さんは嬉々として採ったキノコを袋におさめていました。次に今村家へ移動し、自然農で栽培する野菜の農地を見学。農薬を使わず、かつ省力化に取り組む今村さんの工夫と苦労について伺いました。


なおキノコ狩りの様子は翌日の新聞にも取り上げられました。(クリックで拡大)

二日目は、一日目に訪れた村上家と今村家の二班に分かれてそれぞれで体験。
村上グループではギョウジャニンニクの植付や野菜の収穫などを行いました。天候がやや不順の中での農作業となりましたが、ふと見上げると見事な虹がかかっていました。



今村グループでは鶏さばきや畑地の整備などを行いました。生きている鶏をさばいて昼食に頂くのは、一見残酷のようにも見えますが、実際には普段から食べているものであり、見えていないだけです。命をいただいているということを実感する貴重な体験でした。



三日目は森に入ってのキノコ狩り体験。車に分乗して大長谷をさらに南下、各ポイントで降り各々でキノコを探索。採ったキノコが大丈夫かどうか随時村上塾長に尋ね、収穫していきましたが、例年に比べると不作だったようです。その後岐阜県境まで行きましたが、紅葉も見事で、キノコだけでなく紅葉狩りも楽しめました。




山里の恵みと大自然の雄大さを味わった三日間でした。
※11/4追加
大長谷のブログでも紹介されました
http://nagatan.info/?p=5206
0 件のコメント:
コメントを投稿