2011年5月17日火曜日

チューリップフェア60回開催記念シンポジウム

4月25日に富山県花総合センター(砺波市)にて「2011 となみチューリップフェア60回開催記念シンポジウム」が開催されました。


皆さんは、チューリップは花壇にしか咲かない花だと思い込んでいませんか?

チューリップが野山に自生している姿をご覧になったことはあるでしょうか。おそらく、ほとんどの方がないと思います。チューリップは園芸品種の中でも女王の地位を占めていると言っていいほど人気なのに、その「自然の姿」は意外なほど知られていません。

ではチューリップのふるさとはどこでしょう?オランダ?いいえ違います。トルコ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それも正確ではないと言われています。実はチューリップ原種の産地はカザフスタンなのです。カザフスタンでは4月から7月ごろ(高地の場合)までたくさんの野生チューリップが咲き、特にレッドヒルという場所にはなんと約500万本ものチューリップが、見渡す限りの草原一面に咲き乱れるそうです。

シンポジウムでは、まず基調講演として、ワイルドフラワーの写真家・冨山稔さんが世界各地で撮影した野生チューリップをスライドでたっぷり紹介。続く対談では、野生種の特性を活かした病気や暑さに強い品種改良やチューリップの魅力などについて話し合われました。野生種のチューリップは球根ではなく種で繁殖するという話はたいへん驚きでした。

基調講演の様子
シンポジウムの様子

身近な花だと思っていたら、チューリップもまだまだ奥深いですね。日本の「チューリップのメッカ」=砺波で行われてきたチューリップフェアの60回目記念として相応しいシンポジウムでした。

たくさんの方が参加されていました
内容は以下の通りです。(敬称略)
(1)基調講演:「世界各地に自生するチューリップ(原種)の魅力 ~チューリップの自生地を訪ね歩いて~」
冨山 稔(新和ツーリスト株式会社 ネイチャリングクラブ代表)

(2)対談:「チューリップの魅力を語る ~野生種から新しい品種育成へ~」
・冨山 稔(同上)
・村井 千里(日本チューリップ協会会長)
・清都 和文(富山県花卉球根農業協同組合長)
・浦嶋 修(富山県園芸研究所副主幹研究員)

(鈴木)

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