2010年12月8日水曜日

とやま帰農塾2010「八代塾冬講座」開催報告です

いよいよ12月、今年も終わりが近づいてまいりました。今日は、12月3日~5日に開催された「八代塾冬講座」の様子を、写真を交えてお知らせします。今回の開催場所は氷見市の八代地区。八代自治会館をメインの会場にして、八代環境パトロール隊をはじめ、地元のたくさんの方々の協力にて開催されました。

初日のメニューは、魚の塩漬けづくりから始まります。漁港、魚で有名な氷見市ですが、八代地区は山間部に位置する集落のため、魚を食べるというと、たとえば塩漬けにするなどして保存をしていたものだそうです。カワハギなどを使いました。腹を開いてワタを取ったら軽く洗って塩をふる、というだけでそれほど難しい作業ではなく、参加者のみなさんも手慣れた手つきの方が多く、あっという間に作業は終了。余った時間で、魚の調理やかぶらずしについてのお話を地元のお母さん方にしていただきました。


また、この日は朝から天候が荒れていて、「ぶりおこし」の雷も響いていたこともあり、ぶりについて参加者のみなさんは興味津津。この塾の間に食べられるといいな、と思っていたようです。果たしてぶりは食べられたのでしょうか?答えはこの先に。

 この後、もう少し時間があったので、森杉さんと、パトロール隊の一員で大工の北川さんから風呂づくりの計画についてお話をいただきました。明日はこの風呂づくりについて、屋根に上がって屋根板をはる作業をするとあって、そのときが待ち遠しくなってきました。

風呂づくりの作業についてお話。明日が楽しみになってきます。 
お祝いの細工かまぼこ。これだけのものはなかなかお目にかかりません 

夕食では、風呂の建物の棟上祝いの細工かまぼこが食卓に。特に県外からお越しの方は、このかまぼこに驚いていました。かくいう私もずっと富山に住んではいますが、ここまで見事なのは久しぶりに見たこともあって驚きました。

二日目は、いよいよみなさんお待ちかねの風呂づくり作業から。柱は立ててあるので、足場を組んで大工さんたちとともに参加者もほとんどが屋根に上がります。そして、みんなで金づちと釘を持ち、えいやとふるい始めると、あっという間に屋根の形が出来上がっていきます。大工さんのプロの技、地元のみなさんのチームワークに受講生も加わり、昼食時にはかなり形が見えてくるようになりました。昼食の後には、1時間少々で防水用のシートまで張り終えてしまいました。そして、参加した受講生はみんな、大工のプロの技を間近に見て感動していました。


釘打ち機も登場。正しく扱えばずいぶん便利です。 
一通りのところで、記念写真。がんばりました。 

外での作業が完了したら、今度は厨房へ移動して、かぶらずしづくりに移ります。これはいわゆる「なれずし」の一種なので、現在一般的に酢飯にネタを乗せて握る「早ずし」とは違うものなのです。かぶらずしは割と有名ですが、お米を使っていないなどの点は知られていない部分も多いんだな、と感じましたね。

かぶの皮をむいたら2日ほど塩漬けにします。こちらが2日間塩漬けしたものです。サバを開いたら、半日ほど酢に漬けます。こちらが半日、酢漬けしたものです。米麹などで作ったかぶらずしの素と、サバを挟んだかぶを容器に詰めて重石をします。完成品はこちらです。…なんだか某3分クッキングみたいですが、こんな感じに、非常に分かりやすく手順を解説していただきました。さらにレシピを書いたメモもいただき、「家に帰ったら試してみたい」と張り切っている方も。



この日の夕食、なんと漁港で仕入れてきたぶりの刺身が登場。これは地元の人でもめったに食べられない、良い一品でした。これ食べたら、ぶりしゃぶが流行ってるなんて嘘だって分かります。


最終日には、八代環境パトロール隊のみなさんといっしょに巡回作業。道端に落ちているごみを拾いながら歩いたのですが、崖下に転がっているごみの多いこと。普段からこのような作業に精を出されているパトロール隊の方々に頭の下がる思いでした。


この後、予定にはなかったのですが、風呂を沸かすのに使う薪を用意するために薪割りも行いました。はじめはおっかなびっくりとやっていたのですが、だんだんコツがわかってきたからか、楽しくなって我先にと斧をふるっていました。なんだかストレスをぶつけているように見える人もいましたが、なにより楽しそうでした。


この後、自然薯をつかったとろろ汁でお昼ご飯を頂いた後、閉講式では受講生に加え、地元のおかあさん方や環境パトロール隊のみなさんからも感想などを話してもらいました。


今回の八代塾冬講座をもって、2010年度の帰農塾はすべて終了となりました。来年度に、よりよいカリキュラムでみなさんをお迎えできるよう準備をしています。今後とも、帰農塾をよろしくお願いします。

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