2010年12月20日月曜日

最近の活動報告です

いつもなら、GTとやまが参加したイベントについて、すぐにこのブログでお知らせしていたんですが、12月に入ってちょっと慌ただしかったせいで遅くなってしまいました。今回は蔵出しということで、まとめてご報告します。

1、屋台村

12月1日、県の男女参画ボランティア課の主催する「NPO屋台村」に出店参加した。県内から、13のNPOが参加。県庁4階の渡り廊下、机を借り、帰農塾などのパンフを配布し、パネルも展示した。昼休みに多数の県庁職員が訪れて熱心に質問していた。


2、子どもプロジェクト、金沢

12月9日、「北陸子ども農山漁村交流プロジェクト推進協議会」の主催する「リレーシンポジウムin北陸」が、金沢市文化ホールで催された。
基調講演は、都市と農山漁村の共生・対流推進会議副代表の安田喜憲さんが「田舎から新たな文明の時代がはじまる」というテーマで、また、国立妙高青少年自然の家次長の湯浅昭司さんが「教育効果からみた宿泊体験活動の意義」というテーマで行った。

その後、パネルディスカッションがあり、小学校側と受け入れ側が2人ずつパネラーとして発言した。特に、教員の負担、年間授業時間数のやりくり、健康安全への懸念、親への説得など、学校側の見方や参加に向けての合意形成の努力や工夫などが聴けて、とても勉強になった。

最後に、当協議会の副会長をしている長崎理事長の挨拶と大会宣言があった。


3、子どもプロジェクト、上越

12月16日、25名の参加で、「子ども農山漁村交流プロジェクト上越現地研修会」が実施された。
上越地域は、積雪30センチ。廃校を利用した体験交流施設「月影の郷」も。

研修会では、まず、今年のグリーンツーリズム研究会に講師で来られた雪だるま財団事務局長の小林美佐子さんから、「越後田舎体験」全体の歴史・組織・仕組み・事業概要等について解説があった。

施設長さんの案内で、体験交流施設「月影の郷」を見学。昨年は、児童400人、学生700人が利用。宿泊施設も、バーもあるとか。

昼食は、手づくりの弁当。ご飯はもちろんのこと、わらび・ぜんまいをはじめ、すべてがうまかった。

午後は、月影の郷施設長の横尾修一さんと、民泊をしている渡辺ヒデさんが、受け入れ体験や思いを話しました。研修者からは、熱心な質問がおおく出され、中には、その気にならない地元の農家を説得するため2人を講師として呼びたいという意見も出されました。
その後、渡辺ヒデさん宅を訪問。江戸時代に建てた家だとか。「子どもたちに体験を無理に押し付けない」という言葉が印象に残りました。

2010年12月8日水曜日

とやま帰農塾2010「八代塾冬講座」開催報告です

いよいよ12月、今年も終わりが近づいてまいりました。今日は、12月3日~5日に開催された「八代塾冬講座」の様子を、写真を交えてお知らせします。今回の開催場所は氷見市の八代地区。八代自治会館をメインの会場にして、八代環境パトロール隊をはじめ、地元のたくさんの方々の協力にて開催されました。

初日のメニューは、魚の塩漬けづくりから始まります。漁港、魚で有名な氷見市ですが、八代地区は山間部に位置する集落のため、魚を食べるというと、たとえば塩漬けにするなどして保存をしていたものだそうです。カワハギなどを使いました。腹を開いてワタを取ったら軽く洗って塩をふる、というだけでそれほど難しい作業ではなく、参加者のみなさんも手慣れた手つきの方が多く、あっという間に作業は終了。余った時間で、魚の調理やかぶらずしについてのお話を地元のお母さん方にしていただきました。


また、この日は朝から天候が荒れていて、「ぶりおこし」の雷も響いていたこともあり、ぶりについて参加者のみなさんは興味津津。この塾の間に食べられるといいな、と思っていたようです。果たしてぶりは食べられたのでしょうか?答えはこの先に。

 この後、もう少し時間があったので、森杉さんと、パトロール隊の一員で大工の北川さんから風呂づくりの計画についてお話をいただきました。明日はこの風呂づくりについて、屋根に上がって屋根板をはる作業をするとあって、そのときが待ち遠しくなってきました。

風呂づくりの作業についてお話。明日が楽しみになってきます。 
お祝いの細工かまぼこ。これだけのものはなかなかお目にかかりません 

夕食では、風呂の建物の棟上祝いの細工かまぼこが食卓に。特に県外からお越しの方は、このかまぼこに驚いていました。かくいう私もずっと富山に住んではいますが、ここまで見事なのは久しぶりに見たこともあって驚きました。

二日目は、いよいよみなさんお待ちかねの風呂づくり作業から。柱は立ててあるので、足場を組んで大工さんたちとともに参加者もほとんどが屋根に上がります。そして、みんなで金づちと釘を持ち、えいやとふるい始めると、あっという間に屋根の形が出来上がっていきます。大工さんのプロの技、地元のみなさんのチームワークに受講生も加わり、昼食時にはかなり形が見えてくるようになりました。昼食の後には、1時間少々で防水用のシートまで張り終えてしまいました。そして、参加した受講生はみんな、大工のプロの技を間近に見て感動していました。


釘打ち機も登場。正しく扱えばずいぶん便利です。 
一通りのところで、記念写真。がんばりました。 

外での作業が完了したら、今度は厨房へ移動して、かぶらずしづくりに移ります。これはいわゆる「なれずし」の一種なので、現在一般的に酢飯にネタを乗せて握る「早ずし」とは違うものなのです。かぶらずしは割と有名ですが、お米を使っていないなどの点は知られていない部分も多いんだな、と感じましたね。

かぶの皮をむいたら2日ほど塩漬けにします。こちらが2日間塩漬けしたものです。サバを開いたら、半日ほど酢に漬けます。こちらが半日、酢漬けしたものです。米麹などで作ったかぶらずしの素と、サバを挟んだかぶを容器に詰めて重石をします。完成品はこちらです。…なんだか某3分クッキングみたいですが、こんな感じに、非常に分かりやすく手順を解説していただきました。さらにレシピを書いたメモもいただき、「家に帰ったら試してみたい」と張り切っている方も。



この日の夕食、なんと漁港で仕入れてきたぶりの刺身が登場。これは地元の人でもめったに食べられない、良い一品でした。これ食べたら、ぶりしゃぶが流行ってるなんて嘘だって分かります。


最終日には、八代環境パトロール隊のみなさんといっしょに巡回作業。道端に落ちているごみを拾いながら歩いたのですが、崖下に転がっているごみの多いこと。普段からこのような作業に精を出されているパトロール隊の方々に頭の下がる思いでした。


この後、予定にはなかったのですが、風呂を沸かすのに使う薪を用意するために薪割りも行いました。はじめはおっかなびっくりとやっていたのですが、だんだんコツがわかってきたからか、楽しくなって我先にと斧をふるっていました。なんだかストレスをぶつけているように見える人もいましたが、なにより楽しそうでした。


この後、自然薯をつかったとろろ汁でお昼ご飯を頂いた後、閉講式では受講生に加え、地元のおかあさん方や環境パトロール隊のみなさんからも感想などを話してもらいました。


今回の八代塾冬講座をもって、2010年度の帰農塾はすべて終了となりました。来年度に、よりよいカリキュラムでみなさんをお迎えできるよう準備をしています。今後とも、帰農塾をよろしくお願いします。

2010年12月1日水曜日

「朝市ゴッコ」開催

11月25日(木)~27日(土)の三日間、「朝市ゴッコ」が富山市中心市街地の「カフェ・ゴッコ」で開催されました。朝市の野菜などは、富山市山田のNPO「やまだの案山子」から持ってきたものです。葉がピンとした大根や天然のナメコ、ゆずなどが出てきました。


この企画は、平成22年度、地産地消「とやまの旬」応援団提案活動支援事業から補助を得て、グリーンツーリズムとやまが主催したものです。

前日に北日本新聞が告知記事を掲載したこともあり、大繁盛。当日も、チューリップテレビや中日新聞、富山新聞の取材も受けました。



夕方にはコミュニティ・カフェの常連さんやNPOの人たちも寄ってくれて、一日中賑わっていました。


とやま帰農塾2010「大家庄塾」開催報告

今回は、11月20~22日に開催された「大家庄(おおえのしょう)塾」の開催報告です。場所は富山県の東の端、朝日町。宿泊場所はユースホステルの天香寺、柳沢さん率いるクリーンみず穂の方々をはじめ、地元のみなさんにお世話になっての3日間でした。写真を交えて、当日の様子をお知らせします。

一日目は、畑へ出て野菜の収穫。ここで採れたものを翌朝の朝市へ持っていくということで、みんな真剣に良さそうなものを探していました。ここでは、赤かぶや大根、里いもを収穫。それなりの量を採ったら、今度はそれらを洗って梱包します。これで、翌日朝市に並べる準備ができました。



この後は、汗を流してから夕食。この席に、帰農塾への参加経験もあり、東京から移って介護の仕事を立ち上げた高橋さんのお話などを聞きながら、遅くまで話し込んでいました。        

高橋さんです。 
なんと熊汁。

翌朝、ちょっと早起きしてなないろKANへ向かいます。ここの朝市で、昨日採れた野菜と、クリーンみず穂で育てたお花、ポップコーンやフランクフルトを出品。野菜とお花は売れるのですが、ポップコーンにフランクフルトはさっぱり売れず…わざわざ朝市まで持ってくるもんじゃない、ということなんでしょうか…じっくり焼けていて、美味しかったんですけどね。

朝市の様子です。今年はけっこう売れました。 
バタバタ茶体験

なないろKAN横の川上家に移動し、バタバタ茶の体験。初めての人たちも、お茶を点てて飲む味わいや、指導してくれるお母さんとのおしゃべりを楽しんでいました。

この後はクリーンみず穂の作業場の一角を借りて、今塾の目玉、みそ作り体験。まずは大豆を煮ます。柔らかくなるまで煮ます。とにかく煮ます。ずいぶん長い時間煮ます。けっきょく、2時間近く煮続けたわけですが、それを全員でじーっと見ていた…とあっては、帰農塾じゃないですね。この待ち時間の間は、クリーンみず穂のお手伝いということで、チューリップの球根の皮むきをしました。こうしておくと、発芽が早くなるんだそうで。

豆を煮ています。柔らかくなるまでずいぶん時間がかかりました。 

球根の皮むき。コンプレッサの空気圧で皮を吹きとばしたりもしていました ↑

ずいぶん長く煮込んだ後は、塩や麹と混ぜたうえで、ミンチを作るような機械にかけてつぶしていきます。この機械が強力で、どんどん進む…かと思いきや、トラブルが発生。柳沢さんらの活躍ですぐに修理が済んで事なきを得ましたが、危うく予定が頓挫するところでした。ともかく、参加者のみなさんはそれぞれ“自分のみそ”を作ることに成功。これは来年の梅雨明けごろまで熟成させるそうです。食べられるのが楽しみですね。

 塩、麹と混ぜ合わせます。
機械ですり潰した後、それぞれ桶に詰めます。 

この後は夕食と交流会。この日は町長も交えての会となり、クリーンみず穂のみなさん等地元の方々や受講生が、美味しいタラ汁やお刺身などに舌鼓を打ちながらの懇親会でした。


最終日の朝は座禅から始まりました。体験ということで普通より短い時間だったのですが、私はそれでも足がプルプル震えて、もう少しで叫び声をあげて倒れるなんて失態をやらかすところでした…ギリギリセーフ。他のみなさんは割りと平気そうでした。この後、お世話になった天香寺の庭を掃除してから朝食をいただき、小川の河口へ向かいました。


サケの遡上が見られるかもしれない、ということだったんですが、果たして…見ることはできたんですが、カメラが間に合わず、写真はありません。無念…いちおう、川の中にいるところは撮ってあるんですが、見えるでしょうか?


サケの見学を終えた後、再びクリーンみず穂の一角を借りて、今度は稲穂のアート。稲ワラを編んで、きれいにリースを作ったりしていきました。みなさん器用に作り上げるのをみて、感心しきりです。

自慢の作品といっしょに一枚

最後は、なないろKANのレストランでの昼食をいただいて、全メニューを終了。手前みそや、朝市で買った野菜に思い出を加えて、お土産を抱えた受講生は重たいながら満足そうでした。

また、最終日以外は非常に天気がよく、朝日岳もよく見える最高のロケーションだったと思います。