2010年10月13日水曜日

松倉塾秋講座の開催報告です

2週間ほど経ってしまいましたが、9月24日~26日で開催された、松倉塾秋講座の報告をします。帰農塾後半の秋冬講座一発目は、魚津市松倉での開催となりました。

一日目は、稲刈りハサ掛け体験。塾長で現地代表の政二さんが、「この日のために残して」おいてくださった田んぼで稲刈りなどをやりました。前日まで雨が降るなど天候が不安視されていましたが、この日は天候に恵まれ、雨も降らず日差しも強すぎずという、作業しやすい気候の中で、鎌を持って田んぼに入って行きました。


刈り取った稲をワラでしばってハサにかけるのですが、この縛るのがなかなか上手くいきません。地元のおかあさんたちに指導してもらいながら何回か繰り返しやっているうちに、みんなだんだん上達していったようです。ハサ掛けは、はじめみんなで低い所にかけていきましたが、高いところしかなくなってくると、地元のみなさんの見事な連携プレーの出番。ハシゴに登って、手元に狂いなく投げられるパスを受け取ってハサに掛けていく様子は、熟練のラグビーチームのようでした。


この日の夜、食事には昆布締めや煮しめなどの郷土料理が並んだ上に、みょうがの押し寿司やケーキなど、多くの差し入れが地元の方からいただき、受講生一同大満足の夕食となりました。


二日目、まずはひまわりの種採り・油絞り体験から始まります。地元で取り組んでいる、ひまわり大作戦の一環のお手伝いみたいな形での参戦。まずは、乾燥させたひまわりの花を、バーベキュー用の網やカゴにゴリゴリとこすりつけて、種を落とします。これがなかなかの重労働。朝から天気が良いうえに、ビニールハウスの中での作業ということで、9月の末だというのにずいぶん暑い中での作業となりました。


地元のみなさんも大挙してひまわりと格闘したかいあって、1時間もかからず作業終了。この後、機械にかけて油を絞っていきます。この油絞りが、一滴ずつポタポタと出てきて、ドモホルンリンクルのCMのように、「一滴ずつ見守っています」といった状態になっていました。機械からは、油といっしょに、油を絞り終えたカスも出てきていました。これは肥料として使えるそうなのですが、受講生の一人がおもむろに口に含むと、「あ、これ食べられる」といったものだからさあ大変。


受講生だけでなく、地元の人たちも次々と一口、また一口と「つまみ食い」を始める始末。主役のひまわり油がほったらかしにされてしまいました。このあと、事前に絞ってあったというひまわり油ペットボトル2本分を、お土産にいただきました。

午後、今度はクリキンディの森へ移動して、火をおこしててんぷらの準備。ひまわりの油を使ってあげる予定でしたが、受講生一同「もったいない」とのことで、念のため用意してあったサラダ油を使用しました。昼食のあと、このクリキンディの森で下草刈りや植樹などを行う予定でした…が、昼食で思いのほか盛り上がってしまい、次の行動に移るのが遅くなるというハプニングも。美味しいものを食べていると、時間を忘れるんですね。


食事の後は、森づくりサポートセンターのかたから注意事項などの説明を受けて、草刈りと植樹を始めました。草刈り自体は、経験がある人も多くスイスイと進むのですが、植樹となると初体験の人がいて、手探りでの作業となりました。それでも20本近く、コナラやブナ、クリなどを植え終えたあとは、サポートセンターの方による、木の伐倒実演を見せていただきました。


チェーンソーの轟音が静かな森に響いて、木が倒れると、思わず拍手と歓声があがりました。
その後、自分たちで植えた木の前で,、一枚集合写真 。自分たちで植えた木が、この森の中でどう育つのか楽しみです。


夕食の後、新川農林振興センターから稲葉さんが天体望遠鏡とともにやってきて、夜空の観察会となりました。仲秋の名月を3日ほど過ぎたばかりの時期で月がとても明るく、望遠鏡でのぞくと、あまりのまぶしさに目がくらむほどでした。実は一日目の夜にも稲葉さんが来てくださったのですが、このときはあいにくの曇り空ということで断念。「明日また来ます」ということで、この日のリベンジとなりました。

小菅沼の、秋の澄んだ空気で見ると星がきれいに見える…はずだったのですが、月が明るすぎたことが災いして、他の星はあまりよく見えなかったんです。天体観測は、月が明るすぎるとよくないと聞いたことはあったんですが、その通りでした・・・。

最終日、朝食もとらずもちより市へ直行。そこで、買い物に来たお客さんたちと、ふるまわれた豚汁をいただいた後、少々のお手伝い。あいかわらず、朝早くからたくさんのお客さんがやってくる、もちより市の盛況ぶりはすごいものだと感じます。お客さんたちとも記念撮影を一枚。


その後、魚津市の図書館へ向かいます。こちらの図書館長の麻柄さんには、米騒動について、当時の歴史の背景なども合わせてお話をいただきました。米騒動、という名前は有名ですが、その内容のあれこれについては知らないことだらけ。そんなお話をいくつも聞いて、びっくりすることもありました。

そうやってお話を聞いた後は、実際に米蔵のあったところやその周辺の通りに出て、案内していただきました。その米蔵のあったあたりは、当時銀行が多く建ち、いわば魚津のウオール街であった、ということだそうです。今では面影も少なくなった通りを、当時のアレコレと合わせて説明してくれました。ちょっと賢くなった気分です。

さらに埋没林博物館へ見学に行き、魚津の歴史の一端に触れた後、海の駅での昼食。浜焼きコースに舌鼓を打ちました。


海に、山にと魚津を堪能した3日間となりました。

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