2010年10月13日水曜日

イタセンパラを、まもりたい

イタセンパラって、知ってますか?


日本固有の淡水魚で、レッドデータ・リストにあげられ、国の天然記念物にも指定されている希少な魚です。

生息地は氷見市の万尾(もお)川・仏生寺川と、大阪の淀川水系、濃尾平野の揖斐川・木曽川など、全国で3カ所といわれていましたが、最近は淀川個体の生息が途絶えたとも伝えられています。

氷見市では、地元の十二町小学校をはじめ地域の人たちの熱心な保護活動の高まりで、川や田んぼの生息環境に気を配ったり、保護池などでの調査研究が進められてきました。

10月9日(土)、この保護活動のキーマン、氷見市教育委員会学芸員の西尾正輝さんの案内で、イタセンパラの調査活動を実際に見せていただきました。「アースデイとやま2010秋の生物多様性講座」の一環で、雨模様の日でしたが、ボーイスカウトの子どもたちや親子など30人ほども集まり、西尾さんもびっくり!

海ではなく池の地引網なんて、みんな初めてでした。1回目は深く曳きすぎて泥ばっかり。2回目は大成功で、イタセンパラの雄と雌、タナゴ類の他の種類が数種、卵を産みつけるイシガイやトンボのヤゴもいましたよ。なんとオケラまで!

イタセンパラの産卵期は秋なんですって。オスのお腹は美しい赤紫の婚姻色に染まって、とってもきれいです。メスのお腹からは、1.5cmほどの産卵管が伸びていました。卵はイシガイの中で冬を越すんですね。

名古屋で、生物の多様性をいかにしてまもっていくかを世界各国の閣僚や関係者が話し合うCOP10が始まりました。同時に、NGO・NPOなど市民の活動を紹介し合ったり、話し合いや交流を広める交流フェアも盛大に開催されますね。

田んぼや小川のある農村の環境、裏山できのこを採ったりサワガニと遊んだりした里山の環境を、未来に引き継いでいくことが大事です。

グリーン・ツーリズムも、とても大切で有効なひとつの方法。さまざまな視点から、取り組んでいきたいと思います。

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