2010年2月27日土曜日

八尾ふるさとアカデミー受講生募集中

会員からの情報をお届けします。

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八尾ふるさとアカデミー受講生募集中


やまざと交流大学「八尾ふるさとアカデミー」では2010年度受講生(第一期生)を募集しています。

八尾ふるさとアカデミーは、山里の伝統技術を継承し、地域社会に貢献する起業のあり方やグリーンツーリズムを通じて新しい生き方を共に学んでいく市民講座です。


■山里産業学部

八尾地域の経済的繁栄の基礎となった三大産業の歴史と技術を継承し学ぶ講座。

・天蚕学科

・紙漉き学科(平成23年度より順次募集予定です)

・炭焼き学科(平成23年度より順次募集予定です)


■山里生活学部

古くから伝わる山里生活の知恵と技と文化を学ぶ講座。

・郷土料理学科

・山菜キノコ学科

・手仕事学科(平成23年度より順次募集予定です)


■山里農業学部

田舎暮らしをしながら農業で生計をたてたいと考えている人を対象として、家畜堆肥の利用など資源の循環活用による無農薬有機農業の基本的技術を学びます。また、農業の技術習得のほかにも、田舎暮らしの心構えや山里活の技などを総合的に学びます。

・循環型農業実践学科


■スローアート学部

「八尾スローアートショー」の開催実績を踏まえた木造校舎の新たな利活用策の検討や山里に埋もれた地域資源を発掘して活用する「山里アート展」及び「坂のまちアート」の開催に連携する市街地の地域資源を利活用した「野の花アート展」等を開催し、グリーンツーリズムを創出するなどの地域コミュニティ推進のための調査研究を行う講座です。(平成23年度より順次募集予定です)



受講料:

学部・学科により受講料は異なりますが、基本的には1回の講座につき、材料費・保険料等を含めて1,000円~3,000円以内です。

お問合せ、お申込先:

越中八尾ふるさとづくり協議会

総合受付 八尾ゆめの森ゆうゆう館

TEL 076-454-3330

FAX 076-454-7557

E-Mail  slowtown@cty8.com

★お申込みは受講申込書にご記入の上、FAXまたは郵送にてお送りください。4月8日必着

郵送:〒939-2331 富山県富山市八尾町下笹原678-1

八尾ゆめの森ゆうゆう館・越中八尾ふるさとづくり協議会 宛

受講申込書:ホームページからダウンロードしていただけます。

【八尾ふるさとアカデミー】 http://www.yatsuo-fa.net/

2010年2月26日金曜日

平成22年度河西棚田オーナー募集

会員からの情報をお届けします。

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平成22年度河西棚田オーナー募集


あなたも棚田で米づくりを体験してみませんか。河西棚田オーナーを募集します。


河西集落は富山市八尾地域(旧八尾町)の西部に位置し、棚田が広がる中山間地域です。 立山連峰を望む風光明媚な土地で、室牧川から引いた農業用水を使ってコシヒカリを栽培しており、昔からおいしい米の産地として知られています。

○参加料  水田1区画(100㎡)&野菜農園  30,000円
○収穫量  コシヒカリ玄米30kg及び野菜(枝豆、サツマイモ、ジャガイモ、ダイコン、ハクサイ、カブ)
※ ブルーベリー収穫体験もできます
※ 希望者には、別途コシヒカリ玄米(30kg単位)を販売します。
○募 集   10組(1組4名まで)

田植え体験
○日時  平成22年5月16日(日) 午前9時~午後3時
○集合場所  河西公民館(富山市八尾町窪)
○日程
9:00  開村式
9:20  田植え
12:00  昼食(おにぎり、豚汁、漬物等)
13:00  野菜苗植え付け、山菜採り、周辺散策
15:00  解散

※ 詳細はホームページをご覧ください。(「グリーンツーリズム八尾」で検索)
http://www.cty8.com/slowtown/

○1年間の予定

6月上旬・・・ホタル観察会
7月下旬・・・ジャガイモ収穫
8月上旬・・・枝豆収穫
8月中旬・・・バーベキュー
9月下旬・・・稲刈り・サツマイモ収穫
10月中旬・・・コスモスフェア
11月下旬・・・ダイコン・白菜収穫
12月下旬・・・ソバ打ち体験教室
2月下旬・・・・・そば祭り

○主 催   河西活性化協議会
○申し込み・問い合わせ先
河西活性化協議会事務局 池口  TEL 080-1956-5914
Eメール slowtown@cty8.com

五箇山ふるさと農園オーナー大募集!

会員からの情報をお届けします。

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五箇山を耕そう!
「みんなで農作業の日」in五箇山
五箇山ふるさと農園オーナー大募集!



世界遺産を有する大自然と伝統文化に囲まれた"五箇山"で、自由に農作業を楽しめる夢のような企画のご紹介です。

・農園所在地
オーナー農園は、「五箇山合掌の里」に用意しました。東海北陸自動車道五箇山ICから5分の立地条件です。1区画の面積はおおよそ50㎡で、5区画を用意しています。近くには世界遺産の「菅沼合掌造り集落」があり、身近に五箇山の歴史に触れることができます。

・作付け
赤かぶ、そば、お米...これまで『みんなで農作業の日』in五箇山では作物を決めたオーナーを募集し、大変好評をいただきました。各々のオーナー事業は、より皆様方に喜んでいただける形を目指して継続しますが、「自由に作物を作付けしてみたい」、「ゆっくりと農作業を楽しみたい」という声にお応えするべく、『五箇山ふるさと農園オーナー』を募集します。
トマト、ナス、キュウリ、落花生、さつまいも...、カボチャ(1作目)→ダイコン(2作目)、スィートコーン(1作目)→カブ(2作目)...、有機栽培...等々、自分の思いのままに自由に作付けできます。そして、五箇山の大自然に抱かれ、自分で汗した"安全・安心"な農作物をご堪能ください。
ただし、他のオーナーのご迷惑になったり、景観を害する場合は、作付けをご遠慮いただくことがありますことをご了承願います。

・栽培指導
オーナー農園は"畝立て"まで行なってある状態で皆様方をお待ちしております。そのため、最も重労働な畝立て作業は必要ございません。その後の農作業は、必要に応じて、地元農家、農業公社等の指導員が分かりやすく、作業方法や手順の指導にあたりますので、ご安心ください。

・特典
五箇山内の民宿等で宿泊されれば、1泊につきオーナー料金を1,000円割り引くという特典をご用意しております。農作業で疲れた体を地元の方との語らいで、また五箇山の伝統料理、合掌造り家屋...で癒してみるのはいかがですか?また、農作業以外に五箇山を満喫いただけるお楽しみ企画も予定しています。

豊かな大自然の中で、貴方も〝五箇山ふるさと農園オ-ナ-〟に!
ゆっくりと過ぎ行く時間の中で、自分の思いどおりの農作業を通して、五箇山の自然や人々とふれあい、心身ともにリフレッシュしてみませんか?親子やグループでの参加も大歓迎!豊かな自然に抱かれ、充実したひとときをお過ごしください。そして、自分で汗した"安全・安心"な農作物の旬な味わいを心行くまでご堪能ください。皆様のお申し込みを心よりお待ちしております。



募  集  要  項
■募集オーナー数:5組(個人、家族、グループ、いずれも可)
■1区画面積:約50㎡
■オーナー料金:10,000円/1区画
■募集資格:市内、市外、県外を問いません。自分の農園区画を定期的に管理願います。管理せず、他のオーナーのご迷惑になったり、景観を害することはご遠慮ください。『みんなで農作業の日』in五箇山の他のオーナーとの重複は大歓迎です。
■〆切月日:平成22年 4月15日まで必着(応募者多数の場合は抽選させていただきます。)
■応募方法:下記「申込書」でお申し込みください。(郵送、FAX、いずれも可)
オーナーとなっていただいた方には、その都度、詳しいご案内をいたします。
■お問い合わせ先:南砺市役所 城端庁舎 農政課 特産振興係
〒939-1892 富山県南砺市城端1046
TEL:0763-23-2016  FAX:0763-62-2112
■棚田の性格:オーナー農園では、営利目的の利用はできません。
なお、耕作権等、一切の権利は発生しません。
※『みんなで農作業の日』in五箇山の情報をインターネットで発信しています。アドレスは次のとおりですので、ぜひともご覧ください。【作物の生育状況、五箇山の近況をお伝えするブログ】  http://gazoo.com/G-Blog/GOKAYAMA_MURA010/Index.aspx

「世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊」隊員大募集!

会員からの情報をお届けします。

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五箇山応援団「みんなで農作業の日」in五箇山
「世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊」隊員大募集!

*コーリャク:手伝う、助けるという意味の方言



日本の原風景を今に残す世界遺産を有する"五箇山"の農村景観が、「高齢化や耕作条件の悪さ」から荒廃の危機に直面しています。そこで、平成18年から『世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊』を結成し、ボランティア活動により世界遺産・相倉合掌造り集落をはじめ、五箇山の農地・景観保全に努めてきました。有志で参加いただきました方々には心より感謝申し上げます。そして今年も...地域のため、五箇山ならではのコーリャクをお願いいたします。

2つの使命
■世界遺産の保全プロジェクト
世界遺産に登録されている相倉、菅沼合掌造り集落の農地・景観保全活動を行います。

■地域特産物の振興プロジェクト
赤かぶ、みょうが・・・、五箇山の特産物を守り育てます。

応募資格     ボランティアとして、農作業の支援や農地の保全活動等ができる人
募集人員     定員は定めていません。家族連れ、グループ、企業、個人での参加、いずれも大歓迎です。また、年齢の制限もありません。ただし、中学生以下の方は保護者同伴での参加をお願いします。
期  間     平成22年 5月~
※作業日は随時ご案内しますので、ご都合の良い作業に参加してください。
作業内容     農作業全般(田植え、稲刈り・ハサ掛け、地域特産物の収穫等)及び耕作放棄地の復旧活動

参加方法(毎回)
交通:各自がそれぞれの手段で現地集合です。
昼食:軽食を準備します。その他の飲食物はご用意ください。
参加費:無料です。
持  物     着替え、飲食物、雨具、帽子、長靴、タオル等
※作業に必要な農具は準備します。また、必要品は、その都度、ご案内します。

申込方法
下記の申込書に必要事項をご記入の上、郵送、FAXによりお申し込みください。
※申し込みは随時受け付けております。
申込先    南砺市役所 城端庁舎 農政課 特産振興係
TEL:0763-23-2016  FAX:0763-62-2112
その他     『みんなで農作業の日』in五箇山の情報をインターネットで発信しています。アドレスは次のとおりですので、ぜひともご覧ください。
【作物の生育状況、五箇山の近況をお伝えするブログ】
http://gazoo.com/G-Blog/GOKAYAMA_MURA010/Index.aspx

「みんなで農作業の日」in五箇山 平成22年度棚田オーナー大募集!

会員からの情報をお届けします。

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「みんなで農作業の日」in五箇山 棚田オーナー大募集!

《世界遺産・五箇山棚田オーナー事業》



日本のふるさと「世界遺産・相倉合掌造り集落」で田植えから稲刈りまで、お米づくりを丸ごと体験!

富山県南砺市で、〝農作業体験をしてみたい〟〝お米を栽培してみたい〟という方々の夢をかなえる「棚田オーナー」を募集します。

この棚田は、ユネスコの世界遺産に登録されている「相倉合掌造り集落」の中にあり、周囲は日本のふるさとの原風景を今に残す素晴らしい環境です。なんと、棚田も世界遺産です。一区画の面積は様々ですが、おおよそ100㎡程度です。

農作業は、農業公社等の指導員が分かりやすく作業方法や手順の指導にあたりますし、また、休憩施設や作業用具等の必要なものを揃えておりますので、初心者の方でも安心してお申し込みいただけます。

オーナーとなっていただいた皆様は、予定された年間の作業に参加していただき、秋には自分が汗したお米を収穫し、他のオーナーの方々と五箇山の豊かな幸や伝統文化を味わう大収穫祭のひとときを楽しんでください。

体験のご案内

(実施時期は目安で気候等により左右されますことをご了承願います。)

①田植え... 5月23日(日)【予定】  田植えに挑戦!

新緑まぶしい季節。自分の区画で手植えを行います。

②稲刈り... 9月中旬  カマで稲刈り体験!

カマで刈り取りします。刈り取った稲は縛った後、ハサに掛けて、

約半月、天日乾燥を行ないます。太陽の栄養でさらにおいしいお米になります。

③大収穫祭...11月中旬  収穫したお米等を味わう大収穫祭!(別途会費制になります。)

ハサ掛け米、赤かぶ、そば、山菜、五箇山豆腐...

五箇山の豊かな幸や民謡等の伝統文化が盛り沢山!

※お得な利用料金で参加できます。お申し込みは申し込みフォームにご記入の上、FAX等でご送付願います。

※利用料金には苗や肥料等の消耗品代、指導管理費、通信費等全ての経費が含まれています。

※作業の後は、庄川湖畔の露天風呂が大人気の地元温泉の入浴にご招待します。

世界遺産の相倉合掌造り集落で、貴方も棚田オ-ナ-に!

お米づくりを通して五箇山の自然や人々とふれあい、心身ともにリフレッシュしてみませんか?農作業のほか、五箇山の豊かな幸や伝統文化を満喫できる大収穫祭等の楽しい企画も用意しています。親子やグループでの参加も大歓迎!日本のふるさとの原風景の中で、豊かな自然に抱かれ、充実したひとときをお過ごしください。作業の後は絶景の地元温泉が皆様の心と体を癒してくれるでしょう。皆様のお申し込みを心よりお待ちいたしております。

また、特産作物の「赤かぶ」と「そば」のオーナーの募集も、後日開始します。オーナーになってみたいという方は、下記までお問い合わせください。

赤かぶオーナー  五箇山農業公社 TEL:0763-67-8050

そばオーナー   利賀村農業公社 TEL:0763-68-2352

募  集  要  項

■オーナー数 15組(個人、家族、グループ、いずれも可)

■利用料金  20,000円/1区画  ◇1区画面積 約100㎡

■募集資格  市内、市外、県外の方、いずれも可

■〆切月日  平成22年 4月30日まで必着(応募者多数の場合は抽選させていただきます。)

■応募方法  下記の申込書をご送付ください。(郵送、FAX、いずれも可)

■作業案内等 オーナーの方には、その都度、詳しいご案内をいたします。

■作業時間  おおよそ1~2時間程度です。気軽にご参加いただけます。

■お問い合わせ先

南砺市役所 平行政センター

〒939-1997 富山県南砺市下梨2240

TEL:0763-66-2131  FAX:0763-66-2130

■棚田の性格 オーナー棚田では営利目的の利用はできません。

なお、耕作権等、一切の権利は発生しません。

田植えや稲刈りの他の農作業体験についても希望次第で参加することが可能です。

■特  典  収穫したお米(玄米)30kgと地元特産品

※『みんなで農作業の日』in五箇山の情報をインターネットで発信しています。アドレスは次のとおりですので、ぜひともご覧ください。

【作物の生育状況、五箇山の近況をお伝えするブログ】
http://gazoo.com/G-Blog/GOKAYAMA_MURA010/Index.aspx

【お米の生育状況を見ることができるライブカメラ】
http://ss.7104.jp/live/taira_ainokura.html

2010年2月25日木曜日

とやまNPO協働チャレンジセミナー

2月17日に、富山県民会館で開催された、とやまNPO協働チャレンジセミナーに参加しました。今回のテーマは「新しい地域づくりは『協働』から」。


基調講演は、特定非営利活動法人佐賀県CSO推進機構代表理事の川副知子さんに佐賀県の事例を交えて話をしていただきました。

この後、4つの分科会に分かれてワークショップ形式で話し合いをしました。


私が参加したのは第4分科会。テーマは「市民協働によるまちづくりって?NPO法人が今、できること」

特定非営利活動法人Nプロジェクトひと・みち・まちのみなさんから事例報告があった後、協働をする上での課題を出し合い、今後どのように取り組んでいけば良いのかを話し合いました。


全体会では、各分科会のコーディネーターからの報告があり、意見交換を行いました。

半日という短い時間の研修だったので、深いところまで話し合うことは出来ませんでしたが、今回の研修会が行政と市民の協働につながるきっかけになればと思います。

2010年2月24日水曜日

田舎暮らし案内人(水口暉夫さん)

南砺市の水口暉夫さんを訪問しました。





水口さんは、南砺造園業組合組合員、南砺造園業協会会長、NPO法人南砺の山々を守る実行委員会理事、福光里山カウベルト有交会、NPO法人グリーンツーリズムとやま会員としてご活躍中です。

NPO法人南砺の山々を守る実行委員会は5年前に設立しました。南砺市の森林の再生を目指してドングリを拾う活動や植樹祭を開催してきました。立ち枯れした木の伐採活動、チェーンソー講習、炭焼き、炭の販売など、木の有効活用にも取り組んでいます。


水口さんは年間300~400kgの炭を生産しています。水口さんの炭は香りが良く、火の粉があまり跳ねないので、イワナの炭焼きや焼き鳥、民宿の囲炉裏など商売をされる方々が好んで購入しているそうですよ。

水口さんから、現在富山県でも被害が広がっているカシノナガキクイムシとイノシシについてお話を伺いました。



■カシナガ被害について

ミズナラの木を枯らすカシノナガキクイムシの被害が広がっている。辺りの木を食べつくしたら一旦被害は終息して、カシナガは別の場所に移動していくが、今度は次の問題が起こってくる。枯れた木を放っておくと、風や雪で倒れて土砂崩れを起こす。今までは木が根っこを生やすことによって地面を支えていたが、木が倒れることによって表土を保つ力が無くなり、災害に弱い山になってしまった。最近ではゲリラ豪雨によって、何百年もかかって作られた表土が流れてしまった。

この現状を改善させるためには山を若返らせること必要。木を切って炭を焼き、植林をする。そうすれば次の世代にもつながる森林になる。

現代は山仕事や炭焼きが出来る人が少なくなった。地域の人達が山にある資源を活用して生活するという心がなくなってきたのが大きな原因だ。中国から安いものが手に入り、地元のものを使っても採算が合わないから皆さん活用しようと思わない。しかし、山にこんなにたくさんの資源があるのだから有効活用すべき。地域の人達にも危機感を持って伝えていかなければいけない。


■イノシシ被害について

富山県内でイノシシの被害が拡大している。3年前はサツマイモとジャガイモが全滅した。イノシシは鼻が良いので、完熟したイモの中心だけを食べる。一度イノシシが入った田んぼはもう臭くて食べられない。もし被害を逃れたとしても、イノシシが歩いた形跡があると匂いが移って全ての米が臭くなるので農協も買ってくれない。そこで、一昨年からカウベルト事業を始めた。牛を放牧させたら見事にイノシシもクマも来なくなった。

昨年福井県永平寺町に行ってイノシシ捕獲の名人に話を聞いてきた。永平寺町には10年前は1頭もいなかったが、現在は1万頭のイノシシがいて、山は異様な匂いがする。イノシシは3年で10倍に数が増えるので恐ろしい。一つの原因は人材不足。永平寺町には5人ほどしか猟師がいない。イノシシには殺されるという警戒心がない。

富山県も5年もすれば永平寺町と同じ状況になるだろう。皆が気付く頃にはもう取り返しのつかないことになるので早目の対策が求められる。牛の放牧は確かに効果があるが、牛のいるところだけイノシシが来ないという状況だ。牛をあまり増やすと管理出来なくなるので、ある一定の数しか牛を飼うことが出来ない。イノシシの増える速度にはとても追いつかない。幸い南砺市には猟友会があり、50人以上の猟師がいる。きちんとした組織がないと対処するのは難しいだろう。




水口さんからのメッセージです。

「自然を相手にするということは、自分達の思うようにはならないということ。自然というのはもっと奇想天外で残酷な世界だ。食うか食われるかの世界でもある。現代の人間は、自分達が生態系の一員という感覚がなくなっている。50年前までは我々はもっとサバイバルな生活をしていたものだ。鶏をさばいたり、トンビやウサギを食べたり、動くものを見たら全て食べ物だと思っていた。やはり人間は強く逞しくないといけない。最近は軟弱な若者が増えてきた。自然の中で生きる術を皆さんにもぜひ身に付けて欲しい。

簡単なところから言えば、まず薪で火を熾すことすら知らない若者が多い。いきなりマッチで炭に火を近づけても火がつく訳がない。こういうのは単に経験の差。例えば火をつける際の格言で「下夏上冬」というのがある。炭をくべるときに、夏は火種を下に、冬は火種を上に乗せるとよく燃える。

また、我々は自然に対する畏敬の念を持たなければいけない。日本には昔から木や草にも神様が宿るという考えがあるが、自然を大切にする気持ちをぜひ皆さんにも持ってもらいたい。地球温暖化問題や自然災害など、結局人間が原因を作っている。最近は台風、津波、山崩れや地震など、自然災害のスケールがこれまでよりもずっと激しい規模になっている。これからもっととんでもないことが起こるかもしれない。

自分はこれからも出来る範囲で、体力の限度内でやれることを続けたい。炭焼きや植樹の他、身の回りにあるものをどう有効活用するかという方法を模索していきたい。のんびりと優雅に楽しくやるのが長続きするコツだろう。」


2010年2月22日月曜日

里山活性化協議会ネットワーク部会ミーティング

2月21日、高岡市内で開催された里山活性化協議会ネットワーク部会ミーティングに参加しました。


この協議会では、高岡市西部に連なる西山丘陵を中心とした里山地域の活性化に取り組んでいます。

2010年4月には手洗野地内に高岡里山交流センターが開館し、西山丘陵の歴史探訪や里山体験イベント、里山整備事業などを通して、里山と町中をつなぐことを目的としています。

先取り情報としては、5月5日にタケノコ掘り&バーベキューを開催するそうですよ。

2010年2月18日木曜日

とやま帰農塾2009五箇山塾三日目

五箇山塾三日目のレポートです。




午前中は菅沼集落の散策。今朝は良い天気になりました。


それでは菅沼集落へ出発!


道路から見た菅沼合掌集落です。

西さんから五箇山の生活について話をしていただきました。山で暮らす人達には山の生活を守るためのルールがあり、そのルールを守らないと地元の人とトラブルを起こす原因になるので気をつけて欲しいという話をしていただきました。

例えば、

●倒した木をしばらく残しておく場合には倒木にキザと呼ばれる印を付けるのだそうです。集落の人は、それを見れば誰の所有物かちゃんと分かるようになっています。

●キノコを見つけたら、最初に見つけた人のものになります。その印として、キノコの周りを少し刈って、数か所の芝を締めておきます。後から来た人は、それを見れば誰かが先に来たことが分かるという具合です。そこにたくさんキノコがある場合はお裾分けをいただくことは出来ますが、ほとんどのキノコを残しておかなければいけません。

●山菜採りに関しては一般的にも暗黙のルールがあると思いますが、ここでは、男ぜんまいは採らない、というルールもあるそうです。最近は山菜を根こそぎ採ってしまう人がいますが、そういうことをすると翌年以降は再生出来なくなってしまいます。自分さえ良ければ、今さえ良ければ、という考え方ではいけませんね。

やはり何事にもルールがあり、それによってコミュニティが成り立っています。外部から来る人はルールを知らなかったで済ませるのではなく、少なくとも山菜やキノコを採りたいと思われる方は、どの地域にもルールがあることを認識して、分からない場合は地元の人に聞いてみることが大切ですね。


西さんから合掌造りの家について詳しく説明していただきました。


この写真は、茅葺きの屋根です。何層にも分かれていますが、上は茅で、下は麻殻です。黒くなっている部分は、雨漏りをしている証拠です。その部分だけを直せばまた元通りになります。

屋根の茅の葺き替えが約30年に一度行われますが、「結い」という地域住民の連携で行われてきました。最近は集落の人だけでは人手が足りないため、森林組合に頼んで葺き替えをしているのだとか。

西さんは、「結い」が続かなくなったことが残念だと言います。集落の人だけで葺き替えが出来た頃は、各家庭で育てた茅を集めて、住民全員で協力するので、葺き替えをするのに全くお金がかかりません。しかし、茅を購入して、森林組合に作業を頼むということは、相当な費用が必要になるということです。

ここではほんの一例しか紹介していませんが、五箇山の暮らしには本当に沢山の知恵や技があります。

「文化が無くなるということは、民族が無くなるということだ。我々は文化を守らなければいけない。」という西さんの言葉が印象的でした。

菅沼合掌集落は世界遺産に指定されましたが、そこに生活している人達がいるからこその世界遺産なので、もしここで生活する人がいなくなったら世界遺産を没収されてしまうそうです。実際にここで生活するのは並大抵の苦労ではないと思いますが、ぜひ五箇山の文化を守り続けて欲しいものです。


合掌の里に戻ってきて、栃餅つきをしました。

栃の実のアク抜きはすごく手間がかかるんですよ。地元の方に伺ったところ、

①栃の実を一晩水に漬ける。

②皮をむいて、流水で5日~一週間さらす。

③30分から1時間煮る。

④ザルにあけて冷ます。

⑤ポリバケツにお湯と苛性ソーダを入れて、それを冷ます。

⑥栃の実を3日間漬ける。

等という手順が必要になります。


皆で協力するとあっという間に餅つきが終わりました。まずはつきたての栃餅をきなこで食べました。


地元の山菜やキノコ、イノシシの肉などがたっぷり入った鍋です。


本日の昼食。栃餅はきなこと大根おろしでいただきました。


食べ始めると会話が止まって、皆さん一心不乱に食べ続けました。それほど美味しかったということでしょうね♪

最後は塾生の皆さんから感想をお聞きして、西さんの挨拶で閉講式が終了しました。



今回の塾生が、五箇山塾の様子をデジブックで紹介して下さいました。ぜひ皆さんご覧ください。
■とやま帰農塾2009 五箇山塾
http://www.digibook.net/d/8515cdffa11db899224852c260fbef3f/



今回を以て「とやま帰農塾2009」は全10講座を終了しました。

今年度に参加された皆さま、ご協力いただいた地元の皆さま、本当にありがとうございます。

とやま帰農塾は来年度も開催しますので、このブログを見て面白そうだなと思われた方は、ぜひお友達をお誘い合わせてご参加くださいますようお願い致します。

2010年2月16日火曜日

とやま帰農塾2009五箇山塾二日目

五箇山塾二日目のレポートです。




この日の午前中は三笑楽酒造で寒造り体験。普段は一般のお客さんは入れないのですが、今回は特別に見学と体験をさせていただくことが出来ました。


タンクの中には麹と水が入っていて、そこへ蒸した米を冷まして加えます。ここでは塾生の皆さんが櫂をついて撹拌しています。


杜氏の山崎さんから酒造りの説明を受けました。日本酒造りの基本は「一麹二酛三造り」と言いますが、麹の植え付け作業は実に神経を使います。酒造りをしている間(特に麹室での作業期間)は、従業員は納豆や漬物、ヨーグルトなどの発酵食品を食べてはいけない決まりになっています。外部から別の菌が入らないように気を配っているのだとか。


こちらは洗米作業。1分間洗米しますが、冬の水は冷たいのでとても辛い作業です。


皆さんこの時を待っていました♪

絞りたてのお酒を試飲させていただきました。


皆さんで記念撮影。三笑楽酒造の皆さんどうもありがとうございます。


三笑楽酒造を後にして、十遍舎へ移動。三笑楽酒造の山崎社長からお酒について講義を受けました。人生経験豊富な山崎社長のお話は実に面白くて、大変勉強になりました。


十遍舎では五箇山豆腐のお刺身や五箇山そばを堪能しました♪


午後からは東中江和紙加工生産組合の宮本さんの指導で、楮(こうぞ)の寒ざらし体験をしました。

宮本さんの作る和紙「悠久紙」は、パルプなどを混ぜず、楮だけで作っています。純楮和紙は、千年近く経ても墨の色も紙の色も変わらないと言われ、京都の桂離宮や国指定重要文化財の古文書の修復などに使われています。


積もった雪の上に楮の皮をさらします。皮の外側が上向きになるように並べていきます。楮を雪にさらすと、自然の力で葉緑素が抜けて、だんだん白くなっていくそうです。


寒ざらし作業が終わりました。天候を見ながらこの作業を何度も繰り返す必要があります。


次は和紙づくりの作業場を見学させていただきました。こちらの皆さんは、楮をほぐして、ゴミを取り除く作業をしています。ゴミが付いている楮を集めて和紙を漉けば、面白い模様の和紙を漉くことが出来ます。


これはトロロアオイ。トロロアオイの根は「ねり」と呼ばれ、水中で繊維を均一に分散させる効果があります。


均一な和紙を漉くためには熟練の技術が必要です。こちらの80歳のおばあちゃんはまだまだ現役です。



■悠久紙ホームページ
http://www1.tst.ne.jp/yukyushi/index.html



続いて五箇山和紙の里へ移動。


ここでは和紙漉き体験をしました。


お気に入りの葉っぱや飾りを挿みます。

こちらは葉書を漉いているところ。皆さん素敵な葉書が完成しました。


夕食交流会では、NPO法人雪峯倶楽部の中谷さんに五箇山の民謡「こきりこ」を披露していただきました。


宮本さんからこきりこの演奏の仕方を教わります。


最後は全員で輪踊りを踊りました。

こうして楽しい夜は更けて行きます。
→三日目のレポートに続きます。

2010年2月15日月曜日

とやま帰農塾2009五箇山塾一日目

2月12日(金)~14日(日)にとやま帰農塾2009五箇山塾が開催されました。参加者は16名(県外参加者は5名)でした。


合掌の里の竹中家にて開講式を行いました。まずは藤井塾長からの挨拶です。


開講式の後は雪峯倶楽部の西さんによる指導でかんじき雪中講座。まずはかんじきの履き方を教わります。


山里の中をかんじきトレッキング。かんじきで歩くときはガニ股になって、足を外から回すようにして前に踏み出します。もしモデルのように歩こうとすると、自分の足を自分で踏んでしまいます。


道中で西さんから自然に関するお話をしていただきました。こちらの写真は「ばいうち」の説明をしているところ。西さんが手に持っている木の枝をブーメランのように投げてウサギを追い詰めて、ばんばで巣を塞いでウサギを捕るのだそうです。

昔はこの辺りにはたくさんのウサギがいたそうですが、実は今回はウサギの足跡すら見つけることが出来ませんでした。西さんは、ウサギが少なくなったのは人間の生活が変化したことが原因だと言います。

かつてこの辺りで暮らしていた人達は炭焼きのために広葉樹を切っていたので、新芽が生える頃には木々はちょうどウサギが食べやすい高さになっていました。冬でも食べ物を得ることが出来たので、ウサギは生き残ることが出来ました。しかし、人々が炭焼きをしなくなった現代では、木が切られなくなり、その結果、木は高く成長するので、新芽はウサギの手が届かない高さに生えてしまいます。ウサギは食べ物を得ることが出来ないので、この辺りでは生活出来なくなったのだとか。それだけではありません。ウサギがいなくなったことで、そのウサギを餌としているイヌワシの生活も脅かされています。

このように、人間の生活と自然の世界とは密接につながっているのです。


夕食は「信平」にて報恩講料理をいただきました。

今回の料理は、えごまどうふ、五箇山豆腐の田楽、金時豆の梅肉和え、じんだ、煮しめ、野菜の天ぷら、小豆の味噌汁など。


浄土真宗では、親鸞聖人の命日にその遺徳を偲んで営む仏事を「報恩講」といい、命日の前後になると各地で報恩講のお勤めが行われます。法会の後にふるまわれる精進料理を報恩講料理といい、その年に採れた一番良いものを秋まで貯めておいて、報恩講で親戚縁者に披露します。通常はお寺で行うのですが、五箇山地方では各家庭で報恩講を行っています。

五箇山の報恩講料理の特徴として、刃物は斜めに使いません。豆腐もごぼうもこんにゃくも、全て縦横に包丁を入れて四角く切ります。また、ご飯は最初の一膳はほんの少ししか盛りません。これは、一年に一度皆さんにご飯をお腹いっぱい食べてもらうために、敢えて最初はほんの少しだけ盛って、どうぞおかわりをしてくださいという意味が込められています。
報恩講料理は一汁三菜が基本ですが、本来は三菜には手を付けないのがマナーなのだとか。招かれた客は鉢で出ているものでご飯を食べて、三菜はお土産として各家庭に持ち帰るのが習わしとなっています。


五箇山の文化や風習についても話を伺うことが出来て、とても勉強になりました。報恩講料理もすごく美味しかったです。ごちそうさまでした♪
→二日目のレポートにつづきます。