10月15日(木)、富山県内のグリーンツーリズム推進協議会や市町村の関係機関の皆さん(約20名)に参加して頂き、富山市八尾の「八尾ゆめの森 ゆうゆう館」で第3回グリーン・ツーリズム研究会を開催しました。
まずは、ゆうゆう館のすぐ傍にある「ゆめの森・味工房」を視察しました。
八尾地域で特産加工に取り組むグループや個人が一緒になって設立したこちらの工房では、山菜缶詰の製造方法や味噌作りについて詳しくお話を伺いました。
続いては、ゆうゆう館で、天蚕飼育について、天蚕がうんの会代表 友咲貴代美さんよりお話を伺いました。
天蚕の飼育は、一般の養蚕に比べ、約40倍(!!)もの手間暇がかかる為、その分、付加価値も高いそうです。蚕のまゆといえば、「白いまゆ」がイメージに浮かびますが、天蚕のまゆは鮮やかな「緑色」をしています。
プロジェクターを使っての解説の後、実際に天蚕飼育施設を視察しました。
荒れた畑を一から耕し直し、写真のような見事な天蚕飼育の畑に生まれ変わった様子を実際目にすると、友咲さんを始めとする会員方々の取り組む意欲や熱意の強さを改めて感じます。
続いては、NPO法人 愛和報恩会が取り組まれている、山の食堂「農っ歩」で昼食を頂きました。
昼食のメニューは、きのこご飯、ネギの味噌和え、きのこのホイル焼き等々…。食後には、コーヒー&デザートまで頂きました。
昼食後、愛和報恩会理事長 吉田勇次郎さんより、愛和報恩会の理念や支援方針、具体的な活動について説明して頂きました。障害を持つ人達とその家族、会員、地域の人達が互いに理解し、助け合い、共働することをモットーに、農作業や惣菜製造、菓子製造など多岐に亘って活動されています。
視察が終わった後は、ゆうゆう館に戻り、越中八尾ふるさとづくり協議会の取り組みについて、事務局長の池口昌博さんよりお話を伺いました。
ふるさとづくり協議会は、スロータウン八尾塾、みのり棚田の学校実行委員会、八尾ふるさと発見塾など、計14団体から構成され、地域の方々が色んな分野から地元を盛り上げようと、協力し合い、活動の場をを広げておられます。
最後の意見交換会では、参加者の方から色々な質問や意見が飛び交いました。今回の研究会を通じ、参加者の方々には、地元を元気に、活発化していく為のヒントにしてもらえたら・・・と思います。
協力してくださった関係者の皆様、本当にどうもありがとうございました。
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